はじめに「融資を受けるとき、当たり前のように連帯保証人になった。このリスク、ただ背負い続けるだけで損をしていませんか?」中小企業の経営において、社長が個人の資産を担保に入れる「経営者保証」は避けて通れない壁とされてきました。「万が一のときは家族も家も失う。それなのに、何の対価もないのは不公平だ」「役員報酬を上げても税金と社保で消える。リスクに見合った現金を効率よく残したい」もしそうお考えなら、あなたは「保証料」という、経営者保証のリスクに対する正当な対価を活用し、会社と個人のお金を効率よく残す考え方を知っておく価値があります。こんにちは、元銀行員FPの青栁です。銀行員時代から現在に至るまで、FPとして多くの融資現場を見てきましたが、社長が負っている「保証リスク」を正しく評価し、会社から「保証料」として受け取っている経営者はごくわずかです。保証料を正しく設定すれば、社会保険料を一切かけずに、会社から個人へ現金を移すことが可能になります。今回は、重圧でしかない「保証」を、賢く「手取りアップ」につなげるための仕組みを整理します。経営者保証とは?経営者保証とは、会社が融資を受ける際に、社長個人が返済を保証する仕組みです。万が一会社が返済できなくなった場合には、社長個人が返済義務を負う可能性があります。中小企業では一般的な制度ですが、この保証には大きなリスクが伴います。そのため、そのリスクに対する対価として「保証料」を会社から受け取るという考え方があります。保証料とは?経営者保証のリスクに対する対価保証料とは、社長が負っている「経営者保証」のリスクに対して会社が支払う対価です。金融機関からの借入において社長が個人保証を提供している場合、その保証リスクに対して会社が保証料を支払うことには合理性があります。この保証料には、役員報酬にはない大きな特徴があります。会社側:支払った保証料は全額「経費(損金)」になる個人側:給与ではなく「雑所得」扱いとなり、社会保険料がかからないつまり、報酬の一部を「保証料」に置き換えるだけで、会社と個人の双方で社会保険料の負担を劇的に抑えることができるのです。なぜ保証料は社会保険料の対象外なのか?社会保険料は「労務(働いたこと)」に対する対価にかかるものです。一方、保証料は社長が負っている「個人保証というリスク」に対する対価です。このため、給与所得ではなく「雑所得」に分類される社会保険料の算定根拠から外れる という扱いになります。➡ これが、役員報酬をただ上げるよりも圧倒的に効率よく手取りを増やせる理由です。【具体例】保証料を活用した社会保険料の削減シミュレーション例えば、借入金が1億円、保証料率を1.15%に設定した場合を考えます。(年間保証料:約115万円/月額 約9.58万円)見直し前:役員報酬 60万円➡ 全額に社会保険料がかかる(会社+個人負担:年 約176万円)見直し後:役員報酬 50.42万円 + 保証料 9.58万円➡ 保証料部分には社保がかからない(会社+個人負担:年 約133万円)結果として、個人の手元に残るお金を増やしながら、年間で約43万円もの社会保険料を削減できる可能性があります。保証料率を設定する際の「絶対条件」保証料は自由に決めて良いわけではありません。税務調査で否認されないためには、「客観的な合理性」が不可欠です。相場を守る:信用保証協会の保証料率(0.45%〜1.9%程度)を一つの目安にする。根拠を残す:借入契約書、保証契約の内容、なぜその料率にしたのかを説明できる資料を整備する。契約を交わす:会社と個人の間で「経営者保証契約書」を適切に締結する。相場を大きく超える設定は「報酬の付け替え」とみなされるリスクがあるため、慎重な設計が求められます。まとめ保証料の活用は、社会保険料の最適化(削減)個人の手取り額の増加会社負担の軽減 を同時に実現できる、極めて実務的な手法です。「保証はリスクでしかない」という常識を捨て、「リスクに見合った正当な対価を受け取る」という設計に変えるだけで、あなたの資産形成のスピードは一気に加速します。よくある質問(FAQ)保証料は社会保険料の対象になりますか?原則として保証料は給与ではなく保証リスクへの対価であるため、社会保険料の算定対象外と考えられます。ただし適正な契約や合理的な金額設定が必要です。保証料は経費になりますか?合理的な保証料であれば会社側では損金として処理できる可能性があります。保証料はいくらまで設定できますか?信用保証協会の保証料率などを参考に、客観的な根拠を持って設定することが重要です。さらに理解を深めたい方はこちら【FP監修】役員報酬は「1円」で社会保険料が変わる?等級の仕組みと賢い決め方を元銀行員FPが解説役員報酬は、金額だけでなく社会保険料の等級も重要です。保証料と組み合わせることで、会社と個人のお金をより効率よく残す設計について解説しています。【FP監修】役員退職金とは?退職所得控除・税金・社会保険料の仕組みと手取りを増やす方法を元銀行員FPが解説役員報酬・保証料・退職金は、それぞれを単独で考えるのではなく、組み合わせて設計することで、会社と社長双方にお金を残しやすくなります。【FP監修】役員の出張旅費規程とは?非課税で旅費日当を受け取る仕組みと作り方を解説出張旅費規程は、役員報酬とは別に非課税で受け取れる制度です。保証料との違いや、それぞれの活用方法について詳しく解説しています。【FP監修】家族を非常勤役員にすると扶養はどうなる?社会保険・役員報酬・節税メリットを解説家族を非常勤役員にすることで、役員報酬や社会保険の設計にどのような影響があるのか、扶養や節税のポイントも含めて解説しています。最後に最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事が、自社のお金について考えるきっかけになれば嬉しいです。もし、「利益は出ているのに、なぜお金が残らないのだろう?」「もっと会社にお金が残れば、どんな経営ができるだろう?」そう感じたら、まずは、自社の現在地を確認してみてください。🎁 LINE登録者限定プレゼント5分でわかる!利益は出ているのに、お金が残らない会社10の原因診断たった10個の質問で、自社にお金が残る経営への第一歩が見えてきます。この診断で得られること✅ 自社にお金を残すために、何から始めればいいかが分かる✅ お金の流れが見え、自信を持って経営判断できるようになる✅ 自社の未来の選択肢を広げるヒントが見つかるさらにLINEでは、元銀行員FPが、会社と社長に、お金と安心を残すための経営判断に役立つ情報をお届けしています。お受け取り方法① 下のボタンからLINEに登録② LINEで 「現在地」 と送るだけ③ 無料特典をすぐに受け取れます。会社と社長にお金が残ると、未来の選択肢が増えます。その第一歩として、まずは自社の現在地を確認してみませんか。%3Cdiv%20style%3D%22text-align%3Acenter%3B%20margin%3A40px%200%3B%22%3E%0A%0A%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Flin.ee%2FuSKIdlG%22%0A%20%20%20target%3D%22_blank%22%0A%20%20%20rel%3D%22noopener%20noreferrer%22%0A%20%20%20style%3D%22%0A%20%20%20%20%20%20display%3Ainline-block%3B%0A%20%20%20%20%20%20background%3A%2306C755%3B%0A%20%20%20%20%20%20color%3A%23ffffff%3B%0A%20%20%20%20%20%20text-decoration%3Anone%3B%0A%20%20%20%20%20%20padding%3A18px%2048px%3B%0A%20%20%20%20%20%20font-size%3A20px%3B%0A%20%20%20%20%20%20font-weight%3Abold%3B%0A%20%20%20%20%20%20border-radius%3A999px%3B%0A%20%20%20%20%20%20box-shadow%3A0%208px%2020px%20rgba(0%2C0%2C0%2C.15)%3B%0A%20%20%20%20%20%20transition%3Aall%20.3s%20ease%3B%0A%20%20%20%20%20%20font-family%3A-apple-system%2CBlinkMacSystemFont%2C'Helvetica%20Neue'%2C'Yu%20Gothic'%2Csans-serif%3B%0A%20%20%20%22%3E%0A%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%AB%E3%81%8A%E9%87%91%E3%81%8C%E6%AE%8B%E3%82%8B%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%81%AE%E7%AC%AC%E4%B8%80%E6%AD%A9%E3%82%92%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%0A%3C%2Fa%3E%0A%0A%3C%2Fdiv%3E※本記事は一般的な情報提供を目的としています。具体的な税務判断については、必ず顧問税理士等にご確認ください。