人気の「外貨建て保険」を解説!外貨建て保険とは、保険料を米ドルや豪ドルなどの“外貨”で支払い、保険金や解約返戻金なども外貨で受け取る保険の種類です。現在の日本は超低金利ですので、金利が高い諸外国の通貨で運用することで、より高い利回りを出すことができます。注意点としては、日本円で保険料を支払う際や受け取る際に手数料(両替する際の手数料)がかかります。さらに、為替相場の変動によって保険料や保険金の額も変動することも理解しておきましょう。 そもそも円高・円安とは日本円の価値が外貨と比べ、価値が高くなることを円高、低くなることを円安といいます。例)1ドル=110円から1ドル=100円の場合1ドルを手に入れるのに110円が必要だったのに対し、100円で済みます。つまり、米ドルに対して日本円の価値が高くなったので「円高」といえます。逆に、1ドル=110円から1ドル=120円になった場合は、1ドルを手に入れるのに120円かかるようになった、つまり、円の価値が低くなったので「円安」とよびます。 経済への影響 【円高の場合】外国のものを日本円で安く買うことができます。ですので輸入関連の事業は円高の恩恵を受けることができます。一方で、外国からみると、日本のものを買うために現地通貨で多くのお金が必要になるため、輸出関連はダメージをうけてしまいます。 【円安の場合】円高の逆で、輸出関連は好調になり輸入関連業者がダメージを受けることになります。 円高・円安になった場合の外貨建て保険への影響契約開始時に比べて為替相場が上下した場合、主に影響を受けるのが以下2つのポイントです保険料の払込保険金・解約返戻金などの受け取り 【保険料の払込】外貨で保険料を払う場合には、円高だとより安く、円安になるとより高くなります。例)毎月の保険料が100ドルの場合1ドルが110円→1ドル=100円と円高になると、保険料も1万1,000円→1万円と安くなります。1ドルが110円→1ドル=120円のように円安だと、保険料が1万1,000円→1万2,000円と高くなってしまいます。 【保険金・解約返戻金などの受け取り】円高だと受け取り額は少なく、円安だと保険金や解約返戻金を多く受け取ることが可能です。例)保険金が1万ドルの場合1ドル=110円→1ドル=100円と円高になると、保険金は110万円→100万円と少なくなります。逆に、1ドル=110円→1ドル=120円と円安になると、保険金は110万円から120万円と増えることになります。 外貨でリスク軽減ができる?上記でご紹介したように、保険金受取時に円高になっていると損になってしまいます。しかし保険の種類によっては、保険金を外貨のまま受け取りや、外貨での据え置きも可能です。その際は、円安になってから円に換金することで為替リスクを軽減することができます。ですので、外貨建て保険を検討する時には、外貨での受取や据え置きができるのかも確認しておくようにしましょう。 加入のベストなタイミングとは?外貨建て保険は為替の変動で保険料が変わってくるため、加入する絶好のタイミングは円高のときです。というのも、保険料を円で支払う際に、円高時のほうが負担する金額が少なくてすむからです。ただし、為替レートは、経済状況や国際情勢などさまざまな要因が複雑に絡み合わって決まるため、正確に予測することは難しいといえます。ですので、自分ひとりで判断せず、加入の際には専門家に相談して決めることが重要です。 まとめ外貨建て保険についてもっと詳しく知りたい!と感じて頂けたら、まずは専門家に相談してみることがおすすめです!ひとりひとりに最適な商品、設計を一緒に比較検討してもらい、仕組みやリスクを理解した上で加入の判断をしましょう。また、加入をする際には保険料の支払い方や保険金の受け取り方法もしっかりと教わることが大切です。「まずは気軽に保険のことを相談してみたい!」という方にお勧めなのが、Moneypediaのオンライン保険相談サービスです。保険のことをいつでも・どこでも・気軽に・何度でも専門家に相談することが出来ます。まずは一度、下記リンクからご相談されてみてはいかがでしょうか。Moneypediaのオンライン保険相談サービスいつでも・どこでも・気軽に・何度でも専門家に相談